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理事長紹介とあいさつ


1 理事長の紹介

CEO

 サラリーマン生活に別れを告げて、1985年1月22日に有機合成化学分野の研究開発支援会社を技術者3名で
神戸天然物化学株式会社(以後KNCと略する)を設立、2018年3月15日に東京証券取引所のマザーズに上場ができた。売上高約63億円、社員数約300名(役員を含む)、経常利益約12.9億円。6月の取締役会で社長を引退し会長に就任し、第一線を引退した。
 現在は会長を引退し、創薬系のベンチャー企業の支援と理系学生の奨学金支援をライフワークにしたい。
 今回は一般財団法人KNC広瀬財団が設立できたので奨学金給付制度をスタートさせたい。


履歴書

1967年 関西学院大学理学研究科化学専攻修了後日本テルペン化学株式会社に就職
1985年 神戸天然物化学株式会社を設立し、社長に就任
1997年 筑波大学大学院博士課程農学研究科応用生物化学専攻に入学(社長兼学生)
2002年 博士号を取得、2003年修了 同大学で大学院2単位の集中講義を3年間受け持つ

著書 
「最新植物生理化学」
「植物の多次元コミュニケーシヨン」
「博士教えて下さい 植物の不思議」
「異文化コミユニケーションに学ぶグローバルマインド」
(いずれも大学教育出版、筑波大学長谷川名誉教授との共著) 
社史2冊、「大器晩成型キャリアのすゝめ」「自我が人生を導く」
(いずれも幻冬舎) 


2 理事長あいさつ

      

 honsya
 太平洋戦争が終わり(1945年)、混沌とした状況でたくさんの会社が生まれた。当時は株式の上場には30年以上かかると言われていた。サラリーマン時代に上場する会社を見てきた。経済的に金持ちになり、大きなアメ車を乗り回し、次々と会社を買収する経営者の姿も見てきた。KNC設立当時はベンチャーキャピタルも無くベンチャビジネスを育成する為に行政(神戸市とか兵庫県)が現金の貸し付け業務を行っていた程度だ。
 化学分野での会社運営は莫大な資金が必要だがKNCは銀行貸し付けで全ての資金調達を賄ってきた。KNCは古いタイプのベンチャー企業だ。創業当時から株式を持たせて欲しいとの要望が付きまとう。創業者としては何とか独自経営を貫いて貰いたいものだ。
 上場すると流動株の増加の為に一部の株式の売却が求められる。取得された資金をどの様に使うかは大きな問題だ。取得できた資金の一部は科学技術の発展とか社会貢献に使いたいものだ。現在は簡単に実施できる創薬系のベンチャー企業への支援を行ってきた。
 次は負担の大きい理系学生への支援を目指した奨学金の給付を考えているがこれが難しい。一般財団法人を設立し、この財団が公益財団と認められればKNCの株式を寄付し、配当を安定財源とできる。
 奨学金の給付者には返済を求めないが、学問が人生にプラスの影響を与えると私は信じているので、人格を鍛えて、良く学び素晴らしい人生を構築されることを望む。もしも、大きな成功を獲得し、数十年後にその一部を本公益財団にご寄付をして貰えればさらに嬉しいことだ。
 

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